理事長あいさつ

理事長あいさつ

理事長・院長 早川 知宏

当院にアクセス頂きまして有難うございます。

当院は昭和54年6月に北九州市八幡西区に内科専門の病院として開設し、現在名誉理事長である小野亨雄が院長として就任いたしました。

その一ヵ月後に当院と同じ折尾地区に産業医科大学付属病院が開設されましたので、産業医科大学病院とはほぼ、同じ時代の中で医療に関わってきた事になります。

当院は開設当初から、患者の皆様を中心とした良質な医療の提供、人権尊重を基本理念に掲げ、同時にオープンシステムを病院の一つの基本方針とすることによって、近隣の開業医の先生方や、産業医科大学病院、JCHO九州病院などの総合病院との病診・病病連携を進めてきており、その結果多くの患者の方々をご紹介していただいております。

病床の内訳といたしましては、地域包括ケア病棟が46床、急性期一般病棟45床、医療型療養病棟48床、障害者施設等一般病棟30床、回復期リハビリテーション病棟30床で運営しております。

その他に、八幡西区森下町に100床の介護老人保健施設「翡翠苑」、当院敷地内に住宅型有料老人ホーム「リバーサイド東筑」、訪問看護ステーション、ケアプランセンターを運営しております。

平成11年には、開放型病院としての認可を北九州市第一号として受けることができ、平成12年には日本医療機能評価機構の認定を受けることができました。さらに平成17年・平成22年・平成27年に同機構の更新認定を受けました。

現在、病院は199床のうち10床が開放型病床として認可されております。平成19年4月には国税庁による特定医療法人の認可も受けることができました。

このたび、平成30年3月、同一敷地内にて病院を新築移転し、地域医療に貢献できるよう新たに環境や設備の充実を図っています。

当院は内科専門病院として、種々の内科疾患に対応可能すべく専門医を含めた医師の充足を図っており、地域医療に邁進するとともに、併設の施設との協力のもとに地域の医療・介護を通じて地域社会に貢献できることを目標に、職員全員で努力してまいります。


                                                    理事長・院長 早川 知宏

理念

病む人の人権を尊重し、患者の皆様中心のよりよい医療を目指します

私たちは、患者の方々やご家族のニーズに応じた医療の提供を致します。


基本方針

その1.開かれた病院・選ばれる病院を目指します

私たちは、地域の皆様から信頼される病院づくりに努めます

その2.誠実、愛情、研鑽

私たちは三つの誓いを胸によりよい医療サービスを行います


患者の皆様の権利と義務

選択する権利

選択する権利

いつでも必要かつ十分な医療を受けるために、ご自身で病院を選ぶ権利があります。

自己決定の権利

自己決定の権利

十分な情報や説明を受け、理解した上で、提案された診療計画などを自らの意思で決める権利があります。しかし、それらの内容に関する指示は守っていただく義務があります。

情報を得る権利

情報を得る権利

病状、症状、診療計画、検査、薬について納得できるまで説明を受ける権利があります。同時に私達に正確で十分な情報を伝えていただく義務があります。


プライバシーを保護される権利

プライバシーを保護される権利

医療の中で得られた個人情報が守られ、私的なことをみだりに干渉されない権利があります。

参加する権利

参加する権利

より良い医療を受けられるよう医療従事者と協力し、積極的に医療に参加する権利と他の患者の皆様や医療従事者に支障を 与えないよう配慮していただく義務があります。




医の倫理

医療とは、病める人の治療はもとより、人々の健康の維持もしくは健康の増進を図るもので、医療従事者は責任の重大性を認識し、人類愛を基にすべての人に奉仕するものである。

  1. 医療従事者は、生涯学習の精神を保ち、常に医学の知識と技術の習得に努めるとともに、その進歩・発展に尽くさなければならない。
  2. 医療従事者は、この職業の尊厳と責任を自覚し、教養を深め、人格を高めるように心がけなくてはならない。
  3. 医療従事者は、医療を受ける人々の人権を擁護するとともに自己決定権を尊重し、優しい心で接するとともに、医療内容などについてよく説明し、信頼を得るように努めなければならない。
  4. 医療従事者は、互いに尊敬・協力し、医療およびその安全に尽力しなければならない。
  5. 医療従事者は、医療の公共性を重んじ、医療を通じて社会の発展に尽くすとともに、法規範の遵守および法秩序の形成に努めなければならない。